事例:経済アナリスト 増井麻里子

パーソナルブランディングの事例1

経済アナリスト 増井麻里子

Before

After

大学卒業後に就職した会社は5社。面接は得意だと思っていました。しかし、今思えば単にオヤジキラーだったからかもしれません。
独立後、マスコミに出るように勧めてくれる人と芸能事務所に面接に行ったとき、壁にぶつかったのです。

まず、占い師みたいだから経済のことを語る人として信頼できないと言われました。
元々私は個性的な服が好きで、アクセサリーはしないか派手なものをするかのどちらか。ペディキュアは黄緑だけどマニキュアはピアノを弾くので塗らない、アイシャドウは鮮やかな色を好みブラウンはつまらないと思って一切しない、といった人間でした。
人と同じことをする、一般受けをねらうということに全く興味がなかったのです。

しかし、日本のマスコミはアナウンサーの服装を見ても分かるように、まだ保守的なのです。結局いただいたアドバイスに従い、髪型、ファッション、表情、話し方についてやり直すことに。
最初はベーシックな服や、いわゆる女性らしい小物を身につけることに抵抗がありました。でもやっているうちに悪い気がしなくなり、慣れていきました。
それでもどこかに個性は出ているものですね。髪型やメイクも、自分のこだわりを一旦捨ててトップクラスの美容師さんにおまかせしてみると、新たな気づきをたくさん得ることができました。

自分を変えた結果、芸能事務所との業務提携が決まったり、より良い仕事のオファーをいただいたりするようになりました。久々に会った友人にも女性らしくなったと言われ、以前なら思わなかったけど今では褒め言葉として受け入れられます。
評価にはタイムラグがあるので、自分を変えてから半年くらい経った頃にいろいろ好転してきますよ!